2019年04月08日 15:26  カテゴリ:ちょっとしたアドバイス

ママ振りを着たいけど、染みがいっぱい---

こんにちは。きもの装庫刈谷の寺尾です。
このブログをご覧になった方から振袖のリフォームの問い合わせがありました。
お嬢さんとサイズはぴったり一緒だったんですが、いっぱい染みがあるとの事でした。
よく話をきくと、いわゆる黄変というものでした。
<黄変>って何?って思いますよね。
絹はお蚕さんから作るので、動物性繊維なんですね。これはやがて黄色くなります。
お手入れや保存の状態によって期間は異なりますが、必ず黄色くなります。特に目立つのは胴裏です。
胴裏が黄色く変色してきます。やがて茶色になります。
問い合わせの方は、白地の振袖で、表地にもかなり黄変があるとの事でした。
「そうなると、残念ですがしみ抜きをしても完全には取れない」とお話しさせていただきました。
しみ抜きをすれば、薄くはなります。でも、薄く残ります。
何回かママ振りの話やレフォームの話をしてきましたが、こういうことも稀にあります。
その方も、「新規購入かレンタルか検討する」との事でした。
<黄変>を限りなく遅くするには、湿気を防ぐことが重要です。絹には湿気が大敵です。
絹は基本的に虫は喰いません。防虫剤はいりません。そのかわり箪笥に乾燥剤を入れてあげてください。
今回は、残念な結果になりましたが、なんでもかまいません。わからないことがあれば、ご相談にのりますよ。
この写真は、長女の振袖姿です。お母さんの振袖を着ました。帯、小物を替えて。

  


Posted by きもの装庫刈谷 てらお │コメント(0)